みなさん、あけましておめでとうございます!
どうも、遠藤です。 今年もよろしくお願いいたします。
さて、新年を迎えるにあたって、標記の通り昨年の振り返りと今年の抱負を考えてみたいと思います。
わたしの2017年はどうだったか
私にとって、2017年は大きく足踏みした停滞の1年となってしまいました。
2016年5月にうつ病の治療を始め、会社の協力を得て転勤をさせていただき様子を見つつ なんとか仕事をやっていこうと努力を続けてきました。 ですが、残念ながら2017年の3月から3ヶ月の休職、途中復職を試みるも失敗、 最終的にまた2度目の休職に突入してしまいました。
一方、ポジティブな面もありました。 業務にてディープラーニング案件のサポートに携わらせて頂くことができ、 新しい技術分野にチャレンジすることができました。 自分がコンピュータエンジニアを目指したのは、コンピュータが動く仕組みに興味がある というところが原点で、その知識欲はある程度高専で満たされていたところでした。 そんな状態にあったところに、機械学習・ディープラーニングとの出会いは 私の新たな知識欲を掘り起こしてくれました。 機械学習系の論文を読むたび、自分の知識が広がっていく喜びと、 論文がスラスラ読めない悔しさと、いろいろな感情が湧き上がってくる事となりました。
2018年の抱負
2017年は大きく足踏みし、これまでの人生の中では一番の底となった一年でした。 2018年は底から這い上がるだけの、ポジティブな1年にしていきたいなと思っています。
まず業務面ですが、医師のアドバイスもあり1月は休職のまま、 コンディションを整えることに注力します。 2月から現職に復帰し、新入社員になったつもりで、気分を入れ替えてまた楽しく働いていきたいと思います。
また、2018年からは社会人学生として、自分のキャリアを大きく育てていきたいと考えています。 現在 JAIST(北陸先端科学技術大学院大学) の社会人入試に出願しており、 修士課程への入学を目指しています。
先端情報科学プログラム | 北陸先端科学技術大学院大学 東京サテライト
研究テーマとしては、計算論的神経科学を通した脳の理解を進めようとしています。 計算論的神経科学に興味を持ったきっかけは、業務で出会ったディープラーニングです。 ニューラルネットワーク自体がその名の通り神経科学をベースに編み出されたものですが、 一方で人間の機能を完全に再現するには至っていません。 この原因が脳機能の理解不足によるものと考えました。
脳機能の理解を深めるためには、機械学習の手法を脳のデータ解析に使うといったアプローチが取れると思いますし、 逆に脳機能の理解を機械学習に役立てるなど、双方向のやり取りが必要になると考えています。 そうして、神経科学と機械学習双方を語れる技術者を目指して、飛躍の1年にしていけたらなと思います。
2017年しっかり充電した分、2018年からはまたハードワークでやっていきたいと思います。 うつ病で弱っている状態ですので無理だけはしないように、しかしある程度負荷はかけていって 一日でも早くキャリアを前進させられるよう頑張っていきたいと思います。
みなさん、お互い頑張っていきましょう!
では。